今年は柿が豊作だったのか
いろいろな人からたくさん柿をいただくことができました♪
おかげでアレンジ料理に目覚め、
柿プリンや焼き柿を作りました♪詳しくはこちら→まるで魔法‼️ 柿アレンジレシピ
調子に乗って『柿ジャム』挑戦してみました❤️
ところが、甘い甘い柿を使ったのに予想外の展開に(><)
柿ジャム 奮闘記
注意‼️これは『柿ジャムのレシピ』ではありません。
柿ジャムとの闘いの記録です
柿ジャムの作り方
材料
★ 柿
★ 砂糖:柿の重量の30%程度
★ レモン汁またはクエン酸
作り方
☆ 皮とヘタをとった柿と砂糖、レモン汁(クエン酸)を煮詰める
熟してとろとろの普通に食べてもめちゃくちゃ甘い柿を
ジャムにしたら相当美味しくなるはず♪と

味見をしたら
渋い‼️😱😱😱
甘かったはずだったのに何が起きた????
恐怖!柿の渋戻り
豆知識:柿の渋について(渋柿)
渋抜きされた柿→
渋みの原因であるタンニン同士がくっつき、粒子が大きくなって舌に渋みを感じにくくなっている状態
(タンニンが無くなっているわけではない)
渋戻りとは→
加熱によって、結合していたタンニンが離れて舌に渋みを感じる状態に戻ってしまうこと
渋戻りした場合の対処方法
タンニンを別のタンパク質と合体させることで渋みを感じなくすることができる
※タンパク質(プロテインや牛乳等の乳製品など)
注意:ざっくりとしたイメージです。
渋戻りした柿ジャムの救済措置
その1:プロテインを入れる(きな粉を入れる)
『渋戻りにはタンパク質。プロテインを入れると良い』とありましたが
プロテインなんて我が家にはない………
何か代わりになるものはないかと台所をあさっていたら『きな粉』を発見!
『プロテイン=たんぱく質=きな粉』(個人的見解です)
うん、きな粉で大丈夫なはず!!
きな粉を適量?加えて煮詰めた結果。
微妙…………😓
きな粉をたっぷり入れすぎて、柿よりもきな粉が強調
わずかに渋さが減少した気がするものの、まだまだ渋い。
その2:牛乳を入れる
きな粉がダメなら牛乳に頼るしかない。
祈るような気持ちで牛乳を入れて煮詰めること数十分
恐る恐る味見をしてみると…………
成功!!
渋が消えていました!!
先ほどまでものすごく渋かったのに……不思議すぎる🤭

料理をしたというより
壮大な化学実験を成し遂げたという感じです。
さて出来上がった柿ジャムはきなこと牛乳が入ったせいで
柿感が薄れて
ジャムというより“ピーナッツクリーム?“のような不思議な味わいとなりました。
思っていた柿ジャムとは違うけれど
美味しかったので合格です(^^;
『柿ジャム』のレシピはクック●ットとか
いろいろなレシピを検索して、参考にしたのですが
『渋戻り』については注意がなく全く予期せぬ出来事でした。
(見逃しただけかもしれませんが)
身をもって学びました(^^;
残る謎
先日の焼き柿は熱々でも渋くならなかったのに…………
加熱時間の違いによるものなのか
焼き柿にした柿と柿ジャムにした柿の違いなのか
(複数の人からもらったので、同じ柿だったのか違う柿だったのかわからず……)
“柿の渋“奥が深いです🤔
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